映画 感想

日本では知られていないカナダの青春映画「Almost Adult」

日本ではあまり知られていない、Netflixで公開されている、カナダの映画「Almost Adult」を紹介します。この映画の意味は、「もう少しで大人」と言う、大学生の女の子2人を舞台にした映画です。2人はそれぞれ将来についてなど、個々の生活で向かっていかなければならない問題を抱えています。ケンジーとキャッシーは、大親友で、2人で一緒に住んでいますが、キャッシーはプロポーズを断り彼氏と別れ、中々彼氏の出来ないケンジーは、実は女の子が好きな、レズビアンである事を両親に勇気を持ってカミングアウトします。しかし、大親友のキャッシーにはどうしても伝えられず、ついにSNSでカミングアウトした事がバレてしまい、そこから大親友であったはずの2人に、少し隙間が出来てしまいます。2人は、最終的に、自分達がすれ違っていたのは、お互いの事実を祝福し合う事が出来ていなかった事だと知り、仲直りをします。エンディングは少し寂しいですが、映画のタイトルの様に、大人に巣立っていく終わり方です。この映画の良い所は、少し違った2人が、もう少しで大人になれると言う生活を送っていて、お互い将来の事を考えたり、恋愛などに向き合ったりしているところをリアルに描いているところです。例えば、ケンジーがキャッシーに自分のセクシュアリティーをカミングアウト出来なかった理由は、大事な友達を失うのが何よりも怖くて伝えられなかった事です。またキャッシーは、大親友の自分だけに、カミングアウトをしてくれなかった事に激怒します。しかし、ケンジーは、自分の事は自分のタイミングで誰にいつ話すかを決める権利があるとしっかりと言いますが、これは、セクシュアリティーだけに関わらず、1人の人間としての権利について主張し、世間に人との関わり方やプライバシーについて大きなメッセージを送っています。私も、自分の大切なプライバシーは、自分の口から自分の言葉で話したいので、友達などが勝手に話すと良い気分はしません。なので、この2人の友人関係からは、沢山の事を学ぶ事が出来ます。また、SNSと現実の違いや、SNSを通じての人間関係も出てくるので、とても身近なストーリーに感じる事が出来ます。日本でも、海外映画は人気ですが、この映画は、現実ととても近い距離の青春物語なので、高校生くらいからであれば、とても楽しめるし、沢山の人達の人生にとても共感できる映画なので、一度は観て欲しい映画です。

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